筋力に頼らず放鬆(リラックス)を重視した太極拳教室です
やわらか健康太極拳教室では歩幅は狭く腰の位置も高めな套路(とうろ)を行っている為、身体が硬い方や足腰に自信がない方であっても無理なく始めることが出来ます。
当会の太極拳では身体の軟らかさではなく動きの柔らかさの修得を目指して稽古しています。
また形の美しさではなく、全身の動きを調和させ無理なく動く方法を学んでいきます。
そして実際に技として成立することを目指した稽古を行っています。
太極拳の身体操作を日常生活の中でも活かして頂けたら嬉しく思います。
現代人には仕事や人間関係のストレスから無意識の内に身体を緊張させてしまっている方が多くいらっしゃいます。
無意識のうちに緊張していることで、疲れ易くなってしまったり、腰痛や肩こりなど、身体の不調が現れ易くなっております。
やわらか健康太極拳教室では、始めにリラックスする為の稽古法をお伝えしています。
ただリラックスするだけでなく、この稽古法を修得することで、相手を崩したり飛ばしたりと技としても使えるようになります。
また足腰の鍛練にもなり、体力強化にも繋がる稽古となっております。
是非、腕力でなく放鬆(リラックス)の力を修得して頂けたらと思います。
推手(すいしゅ)とは二人一組となって行なう稽古法です。
套路と推手は太極拳の両輪とも言えるほど相互に関係しており、2つを稽古していくことがとても大切なことです。
やわらか健康太極拳教室では様々な推手を練習していきます。
片手で行なう単推手から始め、両手で行なう双推手と段々と複雑な推手を練習していきます。
それぞれの推手には目的があり、柔軟性を高める推手や脚力をつける推手、感覚を鍛える推手などがあります。
相手の力の強さや方向を感じながら行うことで脳の活性化にも繋がり、脳トレとしても非常に優れた稽古法となります。
套路で学んだ動きを推手で応用し、推手で掴んだ感覚を意識して套路を行うということを繰り返し稽古していくことが太極拳上達の為に大切なことです。
二人一組でやる推手は相手と上手く調和できた時にはずっとこのまま続けていたいと思えるとても気持ちが良い稽古法です。
推手では決まった動作を行うのに対して、自由推手では決まった動作でなく好きなように動きます。
相手を崩したら勝ちと勝敗があるので、つい熱が入りやすいですが、余り勝ち負けにこだわって力でやってしまうと太極拳の稽古とならないので、リラックスを意識しながら行います。
腕力に頼らず、放鬆(ファンソン)といったリラックスの力を上手く使えるように練習していきます。
腕力でなくリラックスの力でバランスを崩されると負けても不思議と嫌な気分はなく、笑顔になってしまう様な稽古法です。
負けても「今の良かった!」とつい相手を誉めてしまいます。
もし笑顔が出ないようなら腕力に頼りすぎているのかもしれませんね。